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今月のコラム(2025年9月)

 9月に入りました。この時期によくやってくるのが台風。昔は「野分(のわき)と呼ばれていました。)
文学でもよく使われますが、
「野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ」(枕草子)
 台風の日のしみじみとした趣がある (個人訳)
昨今は台風一過の澄み渡る空が見られる場所もあれば、台風によっての被害も考えると、趣の一言で変えられるものではないのですが、厄介者でしかない台風が来ることにより、生態系が守られれているという側面もあるそうです。
さて、清少納言と紫式部はなにかと比べられやすいですが、やはりここでも並べて紹介してしまいます。
同じく『源氏物語』でも野分が二十八帖で出てきます。秋の見事な草花たちが野分によって吹き荒れてしまうのですが、そんなことよりも、あららら、夕霧(光源氏の実子)が紫の上だけでなく、明石の姫君にもときめかせているのを見つつ、こちらまで落ち着かない感じになる帖です。
おなじ野分でもまた違う書きだし、こういう楽しみも一興ではないでしょうか。

 台風ひとつ来るたびに秋が訪れます。蝉ではなく秋の虫の音が草木の間から聞こえるようになりました。
深い秋の夜長のはじまり…どうぞ当家で語らいの時間をお過ごしくださいませ。
寛げるようにととのえてお待ち申し上げております。

当家主

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