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今月のコラム(2025年8月)

 9月から始まる朝ドラは『ばけばけ』。ラフカディオ・ハーン、帰化後の名前は小泉八雲。その八雲の妻小泉セツが主人公のモデルです。
八雲の『怪談』は怖くとも美しい文体。そのもとはセツが八雲に聞かせた話を書きました。

八雲の一生がどんな生き方だったのかをわかる本としておすすめなのが
『黒い蜻蛉』ジーン・パスリー作 小宮由訳 佼成出版社
https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b648977.html
史実を元にしたフィクションですが、背景や時代、八雲やセツの人柄もわかり、ぜひ予習にどうぞ。

 実は八雲と夏目漱石も深い関係があるのをご存知ですか。ハーンが熊本の第五高等学校に着任。その2年後に漱石が同校に着任。同年にハーンは東京帝国大学文科大学講師に着任しますが、1903年に突然解雇されます。解雇理由は、ハーンが帰化をして“小泉八雲”になったので、外国人講師ではないという理由も後任として招聘されたのが漱石でした。
八雲の突然の解雇で学生の留任運動が起こるのですが、結局は漱石が講師として赴任します。
夏目漱石の『三四郎』をお読みになられた方はあれ?と思われるかもしれませんね。
『三四郎』でも同じく“広田先生”が辞めさせられそうになって留任運動が起こっています。
赴任したころはまだ作家ではない漱石ですが、こういうところで、事実がフィクションとして織り込まれていることに面白さを感じます。

 まだまだ暑い夏ですが、どうぞ当家で語らいの時間をお過ごしくださいませ。
涼しくしてお待ち申し上げます。

当家主

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